2009年7月 3日
風と共に去りぬの舞台
南北戦争下のジョージア州アトランタ市を背景に、アイルランド系移民の父とアメリカ南部の名家出身の母を持つ気性の激しい南部の女、スカーレット・オハラの半生を、彼女を取り巻く人々ともども壮大に描いた作品である。10年近い歳月を費やして執筆され、1936年6月30日に出版、翌年ピューリッツァー賞を受賞した。日本語版は大久保康雄訳で新潮文庫全5巻。
当時の大ベストセラーとなったが、ミッチェルは本作を書いたのみで、他に著述はしなかった。続編の希望は生前からあったが、ミッチェルが病弱であったため、本作の執筆と完成だけでも膨大な年月を要し、また海賊版に対する対応にも追われ、これ以降創作意欲を喪失してしまったためである。
1939年に公開された映画『風と共に去りぬ』は、当時としては画期的な長編テクニカラー映画であったことも手伝って、世界的なヒット作となり、アカデミー賞を9部門受賞した。
この作品は、その背景となっている南北戦争の敗戦とその後の再建時代の南部の姿が太平洋戦争の敗戦と戦後復興期の日本の姿と酷似しているため、日本でも大変愛され何度も舞台化されている。1966年、改築されたばかりの帝国劇場で世界最初の舞台化。スカーレットを有馬稲子と那智わたる、レットを宝田明と高橋幸治のダブル主演とした。スカーレットが荒廃のタラで復活を誓う所までを前編として公演された。本物の馬が登場したことも大きな話題を呼んで大ヒットとなり、ロングラン公演となった。翌年には後編、その後に前後をあわせた総集編、更に1970年には東宝ミュージカルも公演された。
1977年、日本の宝塚歌劇でも舞台化されてヒットした。以来幾度か再演され、宝塚の重要な演目の1つとなっている。詳細は風と共に去りぬ (宝塚歌劇)を参照のこと。
1987年に大地真央主演の東宝翻案版、1996年にアレクサンドラ・リプリー作品の続編『スカーレット』も上演された。さらに2001年に大地真央主演のミュージカル版『風と共に去りぬ』も製作され、それを一部改定して2002年に大阪の梅田コマ劇場、2003年に名古屋の中日劇場、帝国劇場、2006年に福岡の博多座で再演された。
歌曲の「風と共に去りぬ」(Gone With the Wind) はハーブ・マジソン(Herb Magidson)作詞、アリー・リューベル(Allie Wrubel)作曲で1937年に発表されたスタンダード・ナンバー。小説『風と共に去りぬ』にインスパイアされて作られたが内容は抽象的な失恋の歌であり、小説や映画とは直接の関係はない。ただし、映画『風と共に去りぬ』の宣伝に使われたとも言われている。
ミディアムスローテンポで歌われるメジャーなバラードで派手な曲でなく、ヒットはしなかった。だが、1940年代以降のモダン・ジャズ時代になると通好みのひねった曲調が特にジャズ歌手やピアニストに好まれるようになり、それ以来ジャズ・スタンダードとして半世紀以上も歌い継がれている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
とても素晴らしい作品ですね。一度舞台を見に行ってみたいと思います。
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